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お知らせ 2026.08.21 NEW

【論文掲載】リハビリテーション科の理学療法士 烏山昌起の論文が肩・肘関節領域の国際学術誌 Journal of Shoulder and Elbow Surgery に掲載されました。

リハビリテーション科の理学療法士 烏山昌起の論文が肩・肘関節領域の国際学術誌 Journal of Shoulder and Elbow Surgery に掲載されました。

Toward a common definition of frozen shoulder: a scoping review of randomized controlled trials

【出版された論文概要】
■ タイトル
Toward a common definition of frozen shoulder: a scoping review of randomized controlled trials

 

■ 著者
Masaki Karasuyama, Hiroaki Ishikawa, Tomoya Uchida, Masayuki Saka, Takayuki Muraki, Tomohiko Minamikawa, Kenichi Nishie, Shohei Kawachi, Manaka Shibuya, Shuhei Yamamoto

 

■ DOI
https://doi.org/10.1016/j.jse.2026.05.040

 

■ 本論文の内容
本研究では、凍結肩(Frozen shoulder)に関する世界中の310本の研究を調査し、患者の診断基準がどのように定義されているかを体系的に整理しました。

 

その結果…

・「Frozen shoulder」と「Adhesive capsulitis」の用語が混在していること
・年齢、疼痛、関節可動域(ROM)、罹病期間、画像検査などの診断基準に大きなばらつきがあること
・多くの研究で病期や診断基準の根拠が十分に示されていないこと

が明らかとなりました。本研究では、これらの結果を踏まえ、今後の臨床研究において統一された診断基準を整備するための方向性を提案しています。

 

■ 論文の背景
凍結肩は肩関節の痛みと可動域制限を特徴とする代表的な疾患ですが、これまでの研究では「凍結肩」の定義が統一されておらず、対象患者の選定基準も研究ごとに異なっていました。そのため、異なる研究結果を単純に比較したり、治療効果を正確に統合したりすることが難しいという課題がありました。

 

本研究では、世界中のランダム化比較試験で用いられている凍結肩の定義を体系的に整理し、その共通点と相違点を明らかにしました。今後、診断基準の標準化が進むことで、より信頼性の高いエビデンスの構築や、患者さんへの適切な治療選択につながることが期待されます。

 

最後に、本研究にご協力いただいた共同研究者の先生方に心より感謝申し上げます。

 

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