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お知らせ 2017.07.29

【活動報告】MUNAKATA SANIX BLUES with minamikawa 活動報告記 Vol.3

MUNAKATA SANIX BLUES with minamikawa 活動報告記 Vol.3

サニックス玄海グラウンド

2017年7月29日(土) KICK OFF 16:00 
福岡県 サニックス玄海グラウンド
宗像サニックスブルース vs 
九州電力キューデンヴォルテク

 

 7月29日、福岡県宗像市のサニックス玄海グラウンドには、スタンドに入りきれないほどの観客が詰めかけた。今年3月に行われた「NDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)キャンプ」に参加し、今季から新キャプテンに就任した新井信善選手を筆頭にブルースが登場すると、スタンドからは歓声が上がり、早くも今年にかけるファンの期待がうかがえた。昨年は、ランやキッキングラグビーなど様々な戦術を見せたブルースが、どんな戦いを見せるのか、地元ファンに披露する試合でもあった。

 

 午後16時00分、昨年怪我から復帰したSO村上大記選手のキックオフで試合は始まった。直後の前半4分に元イングランド代表のジェフ・パーリング選手のトライで先制。ファーストトライはチーム全体でボールをつなぎ、最後は期待の新戦力が決めるという最高の形となった。勢いに乗った宗像サニックスは直後の9分にも、すかさず速攻を仕掛け、キックしたボールが吸い込まれるように申選手の手に渡りそのままトライを決めた。試合開始わずか10分で、様々なプレースタイルを披露し観客を魅了したブルースだが、やはり基本は「ランニングラグビーだ」と言わんばかりにグラウンドを縦横無尽に走り回り、猛暑の中疲弊した相手チームに対し、前半終了までアタックを継続した。後半はメンバーを大幅に変更したが、得意の走るラグビーは継続され、エブリンハム選手の華麗なステップワークから、個人技で敵陣突破してのトライで得点を伸ばした。試合中、特に目を引いた光景は、前半で退いた選手がグラウンドの選手に対し常に声をかけ続け、控えの選手は試合のサポートとして常に働き続ける姿であった。失点やミスが発生しても、選手間で前向きな言葉を掛け合いお互いに鼓舞し続け、前を向いて次のプレーに繋げようとする選手の姿だった。今シーズンのトップリーグにかけるチームの意気込みがひしひしと伝わってきた。

 

 ゲームキャプテンを務めた新井信善選手は、「暑さのなかでのミスは予想通りでした。ミスに対してのアプローチが少なかったように思えるので、そこは、練習から意識していきたいです。相手にとられた2トライとも、ペナルティからの失点シーンだったので、そこも、修正していきます」と語った(宗像サニックス公式HPより引用)。その気持ちは試合終了後の円陣ですべての選手に伝わったはずだ。

 

〜感想〜 
 今回の試合を観戦して感じたことは、試合前の円陣で選手達が「これまでやってきたことしか試合では出せない!」「春からの取り組みを継続しよう!」「それができれば大丈夫!」という日頃の取り組みに対する”自信”でした。当院リハビリ部でも、7月から様々な取り組みが始まったばかりです。これから半年や一年経過した時に、「これまでの取り組みに自信を持とう!」と思えるような働きができれば、ブルースのように前を向く姿勢を忘れない集団になれるはずだと強く感じる試合でした。

 

トレーニング室 城ヶ﨑 政光

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