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2024.08.08
【学会報告】「第33回福岡県理学療法士学会」に当院から3演題を発表しました!
第33回福岡県理学療法士学会
知識の集積と共有そしてアドヒアランスへ
2024年7月 13-14日にかけて福岡国際会議場で開催された第33回福岡県理学療法士会に、当院から鶴田崇(理学療法士)、烏山昌起(理学療法士)、渡辺雅大(理学療法士)の演題を発表しました。学会では「知識の集積と共有そしてアドヒアランスへ」をテーマに講演会やポスターセッションを通じて、最新の治療法や技術の紹介、症例報告などが行われました。
【発表演題】
理学療法士 烏山昌起
演題:「初回肩関節前方脱臼に対する治療法の有効性:システマティック・レビューとネットワーク・メタアナリシス」
概要: 本研究は、初回外傷性肩関節前方脱臼に対する治療法の有効性を比較検討しました。その結果、鏡視下バンカート修復術は、内旋固定と比べて再脱臼率が大きく減少する可能性が高く、鏡下洗浄術と外旋固定は、内旋固定と比べて再脱臼率が僅かに減少する可能性を示唆しました。これらの結果は、あくまで現状報告されているエビデンスに基づくものであり、今後の研究蓄積によって更に具体的な臨床成績が明らかになるものと思います。
理学療法士 鶴田崇
演題:「投球障害肩における不完全復帰例の要因の検討」
概要: 本研究では、投球障害肩に対する完全復帰例と不完全復帰例の要因を明らかにしました。結果として、全力投球時の投球側足関節背屈角度は完全復帰群が有意に改善し、HERTの陽性率は完全復帰群が有意に低値でした。下肢の柔軟性や機能改善が求められ、投球動作時痛を再現できるHERTの陰性化が重要と考えられました。
理学療法士 渡辺雅大
演題:「ギャッジアップ角度の増加は肩峰骨頭間距離の拡大に影響するのか?〜外転装具着用下での検討〜」
概要: 鏡視下腱板修復術を受けた患者様の中で、ベッドの角度の変化によって夜間時の痛みが軽減したことを臨床上経験しました。今回の研究では、健常者を対象にベッドのギャッジアップ角度と肩関節の肩峰骨頭間距離の関係について調査しましたが、有意差はありませんでした。他施設の先生方からのアドバイスを受け、とても充実した時間となりました。
当院のスタッフが積極的に学会に参加し、最新の知識と技術を学び、共有することで、患者様により良いリハビリテーションを提供できるよう努めています。今後も引き続き、知識の集積と共有を大切にしながら、医療の発展に貢献していきます。
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