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2022.03.01
【当院の手術】手術を希望される方へ // Minamikawa Orthopedic Surgery
南川整形外科病院の手術について



各分野の専門医が多く在籍し、整形外科・形成外科手術実績も豊富な当院。特に「ひざ」「手」「ひじ・肩」に関しては、それぞれの専門性を極めたスペシャリストが治療を担当し、患者さんの症状に応じて互いに連携。急性期の一般外傷・骨折から、変形性関節症など加齢による変性疾患、前十字靭帯損傷などのスポーツ障害、関節リウマチなど、地域の中核病院として、さまざまな手術・治療を行っています。
当院の治療実績はこちら
肩
「整形外科全般、肩関節、股関節を専門としております。患者さま一人ひとりに最適な医療を提供できるよう診療に当たっています。」

肩の手術
専門医 : 南川 智彦【対象疾患】腱板断裂・肩関節反復性脱臼・不安定症・投球障害肩など
■鏡視下腱板修復術 (Arthroscopic Rotator Cuff Repair)
→肩周辺の筋群(腱板)に起こった損傷を修復します。
■鏡視下肩関節唇形成術 (Bankart修復術、SLAP修復術)
→肩関節の脱臼によって生じる、靱帯や関節唇の損傷を修復します。
■鏡視下授動術(Arthroscopic Capsular Release)
→動きが固まった肩の関節包を解離し可動域を改善させます。
手・ひじ
手から肘の外傷、骨折、老化による変性疾患、関節リウマチによる変形の治療を専門としております。
手や肘に不具合を感じる方はお気軽にご相談下さい。

手・ひじの手術
専門医 : 中川 広志【対象疾患】手の外科全般・変形性肘関節症・肘離断性骨軟骨炎・肘内側側副靱帯損傷など
■末梢神経障害:手根管症候群・肘部管症候群
→神経が締め付けられている部位を、関節鏡などを使用して広げます。
■関節形成術 : 母指CM関節症・変形性肘関節症
→関節面を削り、形成して動きを良くしたり痛みを軽減したりします。
■靭帯再建術: 肘内側側副靱帯損傷など
→他の部位から腱を移植し靭帯を再建します。
■腱移行術 : 橈・尺骨神経麻痺、手根管症候群など
→麻痺のない筋・腱を、麻痺した部位に移行し改善させる手術です。
ひざ
「膝関節、特に人工膝関節置換術を専門としております。適応疾患は変形性膝関節症、関節リウマチなどです。膝の痛みでお困りの方はお気軽にご相談下さい。」

ひざの手術
専門医 : 市村 竜治【対象疾患】変形性膝関節症・半月板損傷・前十字靭帯損傷・骨軟骨損傷など
■人工膝関節置換術(TKA:Total Knee Arthroplasty)
→表面を取り除き金属やポリエチレンの人工関節に置き換えます。
■高位脛骨骨切り術(HTO:High Tibial Osteotomy)
→骨を切り軸を矯正し負担がかかっている部分の痛みを軽減します。
■鏡視下半月板縫合術/切除術(Arthroscopic Surgery)
→関節の中に小さなカメラと機材を挿入して半月板を修復します。
■前十字靭帯再建術(ACLR:Anterior Cruciate Ligament Reconstruction)
→他の部位から腱を移植し前十字靭帯を再建します。
予約診療を行っております。
外来受診時の待ち時間対策のために、整形外科医における予約診療を行っております。
診察時の待ち時間を少しでも短縮できるように対策を実施しております。
※予約をされていない場合でも診察は可能です。
詳細につきましてはこちらを御覧ください。
南川整形外科病院の手術の実際
当院の手術室には、あらゆる整形外科疾患の手術に対応できるように最新の機器を準備しております。
特に、関節鏡手術にて使用するモニターは4Kディスプレイ・4Kカメラシステムを搭載しており良好な視認性を確保し正確な手術を手助けします。また、撮影装置を使用した画像診断では、低線量できれいな画像をタイムリーに確認することが出来るため、手術を迅速に進めることが可能です。医師とスタッフの連携がとりやすい当院の手術室では、使用する機器においてスマートな機能や高い操作性が実現されており、複雑な手技や医師の条件をクリアすることで、手術による患者さんへの負担を最小限に抑えることが可能です。
「肩関節」や「手・肘関節」、「膝人工関節」の手術などさまざまな外科的ニーズに対応した手術室を実現しています。


Arthroscopy
【特徴】4Kカメラシステムを搭載しており、低侵襲手術に必要な高度画像診断を実現しております。血流をリアルタイムに描出できることや、4Kの鮮明なフルカラー画像を確認しながら手術を進めることが可能です。従来の機器では、医師が手元のスイッチで頻回に画面を切り替えながら術野の確認を行う必要がありました。最新の機器では、鮮明な術野を映し出す4Kフルカラー画像とともに、血流の様子も同時に確認することができることで、充実した視認性によって精度の高い適切な処置が可能となり、かつ周辺組織の損傷など合併症リスクを低減することが出来ます。
【メリット】
■明るさを検出し自動で光源装置を調光するオートライト調光
■コンパクトなカメラヘッドによる周辺軟部組織の保護
■4Kカメラシステムによる視認性の向上。

OEC One
【特徴】アームとモニターが一体型のため、取り回しが簡便となり手術の進行を手助けします。また、27インチのディスプレイを搭載しているため多彩で高度な画像をタイムリーに確認することができ、正確な手術が行なえます。コンパクトなモデルのため、空間的な余裕と操作性向上が実現されています。
【メリット】
■無線スイッチによりいつでも術者のタイミングで撮影が行える。
■モニター一体型で場所を取らずスタッフの動きをサポートする。
■27インチのディスプレイにより良好な視認性を確保できる。
■2画面同時に表示できるため比較しながらの手術が可能。
■操作者用のモニターがあるため術者との連携を手助けしてくれる。
■タッチパネル式のモニターのため操作が簡便。
■無線で院内パソコンとつながるため画像の確認が迅速に行える。
■低線量モード搭載。

OEC Elite Mini View(四肢・手指)
【特徴】大幅に線量を抑えながら、手や指などの小さな被写体を大きく表示できる四肢専用の機械です。超軽量で小型のため片手での操作が可能で、質の高い画像を確認しながら正確に手術を進めることが出来ます。また、操作が簡単に素早く行えることにより、手術時間の短縮にも貢献しています。
【メリット】
■アームに患部を置いて使用できるため安定した撮影が可能。
■術者がアームを操作できるため手術をスムーズに進める事ができる。
■無線で院内パソコンとつながるため画像の確認が迅速に行える。


人工膝関節置換術に関する詳細はこちらをご覧ください。
当院の麻酔について
患者さんの痛みを緩和し、
手術の成功をサポートています。
手術中はもちろん、入院前から手術後の回復過程まで、専門の医師が患者さんの対応にあたっております。
麻酔科医が主治医や看護師と連携を取りながら、医療チームの重要な一員として手術に参加しています。
安全向上のため、方針を事前会議で決定し判断の偏りやミスの防止に努めています。
手術に向けての栄養管理
「手術という一種のマラソンに備える」
手術前後の栄養管理を行うことで
体つくりから術後のリハビリや社会復帰をサポートします
当院においては手術を控えた患者様に対して「術前食」を摂取していただいております。
これは患者様が手術という大きな侵襲(ストレスやエネルギーの消費)を受けるに当たって、手術前日から絶飲食するのではなく、差し支えの無い限り手術直前まで水分と炭水化物(エネルギー源)を摂取することによって、身体の飢餓状態や脱水症状を最小限にして、手術後の回復を円滑に進めることが目的です。また、これにより手術前夜や当日の空腹感、のどの乾きが絶飲食の場合より大幅に少なくなると考えています。
マラソンなどの持久系スポーツ選手が大会前や当日、競技中に高カロリーの炭水化物と水分を摂取していることはよく知られていますが、「術前食」は手術という一種のマラソンに備えるための飲み物として理解していただけたらと思います。
南川整形外科病院の特徴

検査から手術、退院まで早期に解決
検査から手術・リハビリ・予防まで患者さんの早期の回復・復帰を目指したチーム医療
当院では、整形にかかわるお悩みを各部門連携によるチーム医療でサポートします。手術や入院、リハビリを伴う重度の症状まで、幅広く患者さんをサポートできることを強みとしています。
各分野の専門スタッフが一丸となって、最短での退院を目指し、治療に取組んでまいります。
ご相談窓口
「患者さんの症状に応じた、適切でより質の高い医療を提供できるように解決の方法を一緒に見つけて参ります。」
病気になると、健康な時には考えなかったような心配なことや不安なことが色々と出てくることがあります。はじめて経験することも多く、患者さん・ご家族が抱える不安も大きくなります。当院では、医師・看護師・コメディカルが連携を取り合い患者さんの病状を把握しながら、患者さん・ご家族の不安や悩みの解決の糸口が見つかるよう、一人ひとりに最善のサポートを行っていきます。
ご不明な点やご質問などございましたら、まずはお電話にてお気軽にご相談ください。
