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医療関係 2021.12.29

【学会発表】 第33回 九州・山口スポーツ医・科学研究会にて発表してきました。

スポーツ障害に対する治療の発展に貢献する。

本学会は、九州・山口県の大学や医療施設の医師、理学療法士、スポーツトレーナーなどがスポーツ疾患に関わる演題を発表し、討議をする会です。当院は、本学会に11年連続で演題発表を行い、スポーツ障害に対する治療の発展に貢献してきました。

 

今回、私は『投球障害肘を呈した投手における野手併用の有無は治療経過に影響するか』という演題を発表しました。当院のスポーツ疾患で多いのは、投球障害です。ボールを投げる際に肩や肘に痛みが生じ、大好きな野球ができない小・中学生野球部のピッチャーを多く担当します。その際、高校生以上のようにピッチャーだけに固執するのではなく、野手を併用しながらピッチャーでの野球完全復帰を目指す選手の方が、柔軟性を維持することが出来て早期に投手で完全復帰する傾向にありました。投球時に肩や肘が痛くなり、好きな野球ができない成長期の子供達が、プロ野球選手になる夢を諦めないで復帰を目指す一助になる報告ができたと思います。今後もスポーツ障害に悩む方々に還元できるように臨床や研究に励みたいと思います。

リハビリテーション部 鶴田 崇

 

【演題】

「投球障害肘を呈した投手における野手併用の有無は治療経過に影響するか」

発表者:リハビリテーション部 鶴田 崇

 

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